マーケットメイク方式 ( マーケットメイクほうしき )とは?
マーケットメイク方式とは、金融市場での取引方法のひとつで、取引所から資格を得たマーケットメイカーが売り気配と買い気配を提供して、投資家の注文に応じる方式。マーケットメイカーは、株式であれば証券会社、為替であれば銀行が担う。
マーケットメイク方式は、オークション方式のように取引相手が見つからなければ売買ができないということがなく、常にマーケットメイカーが注文相手となるため、売買量が少ない株式や為替でも取引することができ、流動性を得ることができる。
マーケットメイク方式は米国のNASDAQやロンドン証券取引所で採り入れられている手法で、日本でもJASDAQの一部の銘柄で採り入れられていたが、2008年4月からマーケット方式の特徴を取り入れたオークション方式であるリクイディティプロバイダー制度に変更された。
関連用語
- 投資家 【invester】
- 証券会社 【securities company】
- マーケットメイク銘柄 【MM銘柄】
- 指値注文
- 気配値
- 銘柄
- オークション方式
- スワップポイント
- スプレッド
- 新規株式公開 【IPO】