買い気配 ( かいけはい )とは？
買い気配とは、株式市場で、買いたい人の株数と株価のこと。この価格でなら買いたいという投資家がいることを意味する。また、株の買い注文が多く出ているが、売り注文がそれと比べて少ないために、売買が成立しない状態のこと。気配値のひとつで、対義語は売気配。外国為替保証金取引(FX)やカバードワラントなどで使用されることが多い。気配値は板ともよばれ、買気配と売気配が一覧の表になっている。表の見方としては、買気配株数が2500で、気配値が300であった場合、300円で買いたい人の株数の合計が2500株あるということを意味する。また、同じ表で売気配株数が1000で、気配値が299であった場合、299円で売りたいという買い注文が1000株あるということから、この株は買気配が強く株価は上がるであろうと予測することができる。よって、今後の株価の変動をみるための要素のひとつである。外国為替保証金取引の取引画面では、買気配値を「Bid」と表記されることが多い。