バーゼル銀行監督委員会 ( バーゼルぎんこうかんとくいいんかい )とは?

バーゼル銀行監督委員会とは、G10諸国の中央銀行総裁会議によって1975年に設立された委員会のこと。各国の銀行監督に関する国際協調を目的に、スイスのバーセ゛ルに設立された。日本、米国、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、ベルギー、オランダ、スイス、スウェーデン、ルクセンブルグ、スペインの銀行監督当局と中央銀行の上席代表者により構成されている。

G10諸国を対象にしたBIS規制は、国際間における金融システムの安定化や、銀行間競争の不平等を是正することなどを目的として、1988年7月にバーゼル銀行監督委員会により発表され、1992年12月末(日本では1993年3月末)から適用が開始された。BIS規制はバーゼル合意ともいわれている。国際社会における金融システムの複雑化を踏まえ、1998年3月にBIS規制の見直しについて検討を開始し、新BIS規制は、BIS規制を導入した国を対象に2006年末に適用が開始された。バーゼル銀行監督委員会からの公表については、日本では、金融庁より発表されている。

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