デッドコピー ( )とは?

デッドコピーとは、許可なく他者の製品や商品を模倣した物のこと。模造品。日本ではデッドコピーを作成すること、著名な商品のデッドコピーを販売し、消費者の誤解や混同を招くことを法令により禁止している。デッドコピーによって模倣された製品や商品に対する特許権意匠権商標権など、知的財産権を持っている場合は、輸入や販売に対する差し止めや損害賠償の請求を行うことができる。

また、知的財産権を持っていない場合でも、不正競争の防止や損害賠償に関する措置を取り締まる法律である「不正競争防止法」にもとづき、差し止めや損害賠償の請求が可能となる場合がある。ただし、不正競争防止法では、同種の商品が通常持っている形の模倣、販売開始日などから3年が経過した製品や商品の模倣は、許可のない模倣でも差し止め請求を行うことはできない。

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