ジェネリックブランド ( )とは？
ジェネリックブランドとは、洗剤や塩といったように、一般的な品目名のみが表示された製品のこと。日本では良品計画の無印良品などが有名。以前は食料品や日用品に多かったが、現在では家電や衣料品など多くの分野で見受けられる。流通業者が自ら製品の企画、開発を行い独自の名前やマークをつけるプライベートブランドの一例だが、ブランド名をつけず、さらには表示を一般的な品目名のみにとどめている点から区別される。流通業者が製造業者によるナショナルブランドのみを販売せずに、このようなノーブランドを設定するメリットとしては、独自製品の提供による差別化や製造業者の指令を受けないことによる高い利益の獲得などが挙げられる。他にも簡易な表示や包装、本来の機能や成分に絞り込んだ製品開発、あるいは広告を行わないなどしてコストが削減されるというメリットもあり、同様の他製品に比べて安価なことが多い。しかし一方で品質のばらつきや、ナショナルブランドと比べた際に低く見られることで仕入れ業者が限定されるなどのデメリットも存在する。