過剰就業 ( かじょうしゅうぎょう )とは?

過剰就業とは、希望就業時間よりも実際の就業時間のほうが長い就業状態。一般的に、パートタイム就業者や臨時就業者よりも常勤就業者の方が、女性よりも男性の方が多く見られる状態である。

過剰就業には2つの構成要素があり、ひとつがパートタイム就業者や無職を望むフルタイム就業者の非自発的フルタイム就業、もうひとつが希望に反して長時間労働を強いられている非自発的超過勤務である。

日本では、過労死等が深刻な過剰就業問題となっていて、ワークライフバランス社会実現に対する障害とも言われている。長時間就業者の割合は増加しており、名ばかり管理職やサービス残業の問題など、超過勤務手当てを受けていない者も多い。

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