購買力平価 ( こうばいりょくへいか )とは?
購買力平価とは、為替レートを決定する考え方のひとつ。1921年にスウェーデンのカッセルが発表した。ある商品を自国通貨と他国通貨で購入した時、その比率で為替レートを決定するという考え方。例えば世界共通ブランドの飲料が日本で1本120円、米国で1ドルだった場合に、1ドル=120円という為替レートにするということ。代表的なものに、世界中で売られているビッグマックやiPodを基準にしたビッグマック指数やiPod指数などがあり、貨幣価値を比較することで、通貨の価値がおおよそ見当がつくようになる。
あくまで考え方のひとつであり、実際に導入されているわけではない。
関連用語
- インフレ率 【Inflation rate】
- USD 【ドル】
- 為替レート
- 一物一価の法則
- 名目GDP 【名目国内総生産】
- 円安 【cheaper yen and strong dollar】
- 円高 【strong yen】
- OECD 【経済協力開発機構】
- ビッグマック指数
- 消費者物価