薄商い ( うすあきない )とは?
薄商いとは、お盆の時期や年末にみられる、取引が少なくあまり相場が動かない状態。別の表現として、「閑散商い」「模様眺め」「様子見ムード」などの言葉が用いられることもある。薄商いの時には、取引参加者が少ないことに伴い、相場にとって影響を与えるものが少なくなるので、何か材料が出たときに一方向に大きく動いてしまう場合もある。人気薄の株やGME市場(香港証券取引所が併設した成長企業用株式市場)で良く見られる状況である。使い方としては、例えば「薄商い、方向感なし」といえば、取引が少なく、株価に大きな変動も無いことを表し、「薄商いの中急伸」といえば、取引量は少ないが、株価が大幅に上昇していることを表す。