繰越 ( くりこし )とは?

繰越とは、会計上では過去に発生した欠損金を当期に算入することをいう。当期前7年以内に開始した事業年度で生じた欠損金額を、発生年度の古いものから順次、当期の損金の額に算入できる。ただし、欠損金額の発生事業年度に青色申告書である確定申告書を提出し、その後連続して確定申告書を提出していることが必要条件となる。

連結納税制度のもとで発生した連結欠損金も7年間にわたり繰越控除ができる。連結納税制度適用前に生じた欠損金額の繰越控除は、原則として連結親法人のもののみ認められる。

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