生活意識に関するアンケート調査 ( せいかついしきにかんするアンケートちょうさ )とは?
生活意識に関するアンケート調査とは、日本銀行が3ヵ月に1度実施する景気動向を調査する目的で実施するアンケートのこと。
生活者が抱いている景況感、暮らし向き、消費意識、物価に対する実感、金融や経済環境の変化がもたらす生活者の意識への影響などを調査、把握することで、日本銀行の金融政策に役立てる目的で1993年より実施されている。
調査では法令に従って住民基本台帳から無作為に選んだ日本国民に調査票を送付し、回答を返送してもらうことで実施する。調査対象となるのは満20歳以上の個人で、4,000人が抽出され、調査対象となる。
なお、日本銀行が別途実施している企業短期経済観測調査(短観)のような統計指標としての調査とは異なり、生活者の意識や行動を大まかに聴取する一種の世論調査となっている。