現引き ( げんびき )とは？

現引きとは、信用取引などの決済方法のひとつで、買建ての株式を決済するときに、買い付けた代金を証券会社に渡して、実際に買い付けた株式や商品等の現物を受け取ること。

逆に、売建ての株式を決済する場合に、反対売買を行うのではなく、実際に売り付けた株式や商品等の現物を証券会社に渡して、代金を受け取ること。現渡し、または品渡しともいわれる。

信用取引は、証券会社が顧客に融資をしておこなう株式の売買取引で、証券会社からの貸付代金や売付株券の貸付を決済する方法には、現提や現引のような現物決済のほかに、定められた一定期間内に、反対売買による差金の受払いを行う差金決済の方法がある。

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