普通傷害保険 ( ふつうしょうがいほけん )とは?

普通傷害保険とは、日本国内・国外において急激かつ偶然な外来の事故による傷害に対して保険金が支払われる保険のこと。ここで「急激かつ偶然な外来の事故」とは、急激性とは怪我の原因となった事故から怪我である傷害までに時間の感覚がないこと、偶然性とは被保険者にその事故が予知されておらず事故発生そして障害の発生の両方、またはいずれかひとつが偶然であること、外来性とは事故による傷害が被保険者の内部からのものではなく外部からの作用によってもたらされたものであることである。交通事故や旅行、スポーツなど日常生活の様々な事故による傷害に対して幅広くカバーしており、業務中や旅行中の怪我、飛行機や列車・バスに乗車中の怪我に対しては補償されるが、日焼けや靴擦れ、細菌性食中毒、心臓麻痺、日射病、がんなどに対しては補償されない。また被保険者の自殺や犯罪行為によるもの、戦争・内乱・暴動によるもの、放射能汚染および核爆発によるものなども補償対象外である。支払われる保険金には、死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金などがある。本人のみならず配偶者や配偶者と生計を共にする同居の親族、配偶者と生計を共にする別居の未婚の子まで補償されるものを「家族傷害保険」という。

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