損害保険募集人一般試験 ( そんがいほけんぼしゅうにんいっぱんしけん )とは?

損害保険募集人一般試験とは、損害保険募集人として、保険会社の代理店業務に従事する資格があるかどうかを確認する試験のこと。損害保険の募集を行う際に、保険商品に関する重要事項を正確に説明できるだけの知識を持っているかを問う。一般社団法人日本損害保険協会が実施しており、従来の「損害保険募集人試験」「商品専門試験」を統合して、2011年10月よりスタートした。

基礎単位のほか、「自動車保険」「火災保険」「傷害疾病保険」という3つの商品単位があり、基礎単位に合格しなければ、保険会社の代理店登録や募集人届出ができない。また、各保険商品を取り扱うには、それぞれの商品単位の試験に合格する必要がある。保険会社から承認された人のみが受験でき、試験内容は全社共通。いずれの単位も5年ごとの更新が必要となる。

コンピュータ試験によって実施され、各都道府県の会場で日曜や祝日を除いて、ほぼ毎日開催されているため、空席があれば申し込んで受験が可能。各単位とも100点満点で70点以上が合格となり、試験時間は各40分。なお、受験するには単位数に応じた受験手数料が必要となる。

関連用語

索引