復興関連銘柄 ( ふっこうかんれんめいがら )とは?
復興関連銘柄とは、災害などが発生した後の復興に関連した業務を行う上場企業の株式のこと。実際に復興に関わるかに関係なく、建設や道路、住宅、セメントなどの業種の銘柄が、復興関連株として災害後に値上がりを見せることがある。
災害の内容によっても、どのような業種の銘柄が復興関連株の対象になるかは異なるが、大地震などの場合、住宅の建設に関わるゼネコンや住宅メーカー、インフラの復旧に関わる道路舗装や橋梁、セメントなどの業種の銘柄が復興関連株とされる。
近年、公共事業などの減少により、建設投資が落ち込んでいたため、ゼネコンをはじめとする建設関連の銘柄には低位に落ち込んでいるものも少なくなかった。しかし、2011年3月の東日本大震災の発生により、復興需要を見込んだ買い注文が集まり、特に低位の復興関連株にとっては上昇相場となった。なお、復興関連株は思惑やムードによって買われることも多く、実際に需要が生まれるかは未知数の場合もある。
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