広告代理業 ( こうこくだいりぎょう )とは？

広告代理業とは、企業の広告の制作、媒体への掲載などを代理で遂行する業務。広告主とテレビ、新聞、雑誌といった媒体社の間に立ち、広告主に対しては市場調査から広告戦略や企画の立案、制作、媒体の選定までを行い、媒体社に対しては広告枠の販売などを代行して、手数料を受け取っている。

広告代理業を行う企業形態として、総合広告代理店、専門広告代理店、ハウスエージェンシーの3種類に大きく分けられる。総合広告代理店はあらゆる媒体、あらゆる企業に対応する形態、専門広告代理店は特定の媒体や分野に特化した強みを持つ形態、ハウスエージェンシーは大手企業が自らの会社の広告宣伝を遂行するために子会社としてつくられた形態となっている。ハウスエージェンシーは交通媒体を持つ鉄道系企業の子会社に多くみられる。

実際の制作にあたっては制作に特化したプロダクションと呼ばれる企業が広告代理店から請け負う。プロダクションは映像系、紙媒体系などに細分化されている。また、広告の企画立案をメインで行うクリエイティブエージェンシーと呼ばれる企業形態も生まれている。

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