国内企業物価指数 ( こくないきぎょうぶっかしすう )とは？

国内企業物価指数とは、商品の需給動向を反映した、企業間取引の商品価格変動の物価指数である企業物価指数のうち、国内市場向けの国内生産品が調査対象となった指数のこと。基準年である2005年を100として、日本銀行が毎月発表している。

景気動向や金融政策を判断するために活用されているほか、企業間で値段を定める参考指標にもなっている。経済産業省による工業統計表の製造品出荷額から、財務省による貿易統計を差し引いた国内向け出荷額を元に計算される。

国内企業物価指数以外の企業物価指数として、輸出物価指数と輸入物価指数がある。輸出物価指数や輸入物価指数では、日本から積み出される段階と入着する段階での価格が調査され、円ベースと他国の通貨ベース両方で指数が明らかにされる。輸出物価指数、輸入物価指数もまた2005年を基準年としている。

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