半製品 ( はんせいひん )とは?

半製品とは、勘定科目で用いられる流動資産の部の仕訳の一つで、材料から製品になる過程の中間的製品で、かつ現に工場などに貯蔵中で販売できる状態にあるもののこと。ある程度の時間が経過しても品質を維持できることも必要である。会計年度中に製造を開始し、年度中に製品として仕上がらなかった場合に計上される。勘定科目の一つである仕掛品との区別がつきにくいことも多く、あえて半製品という区分を設けず、製品と仕掛品に大別してしまうことも多い。半製品の例としては、製材から始めて木のおもちゃを製品として扱っているが、製材した板のままの状態でも販売する場合の「板」のこと。あくまでも中間的製品であり、販売せずに製品になるための次工程に投入されることが前提となっているという意味で、製品とも異なる。

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