前受金 ( まえうけきん )とは?
前受金とは、商品やサービスを実際に提供する前に、代金の一部を受け取る内金のこと。手付金と混同されることが多いが、内金は買主・売主双方共に法律的な根拠が無ければ契約を解除することができない。しかし手付金の場合では、法律的な根拠が無くても買主或いは売主が契約を破棄したい場合、契約を解除することができる。簿記上では流動負債に分類されるため貸方に計上され、売上を計上する際に売上勘定に振替える。なお、前受金は内金を支払う買主側では前払金という名称で呼ばれる。また取引内容や取引金額が不明な場合には、「仮受金」勘定で処理される。