会計政策 ( かいけいせいさく )とは?
会計政策とは、経営者が会計上の目標数値を達成するために、会計数値を戦略的に操作すること。会計政策には技術的会計政策と実質的会計政策の2通りが存在する。前者は、複数の選択肢が存在する会計処理の原則・手続・表示方法の中から特定のものを選択する、あるいは一度選択したものを変更することで、財務諸表に反映される数値を操作するものである。後者は、会計数値の算出方法を操作するのではなく、会計数値のもととなる事業活動自体を操作することによって、目標数値を達成しようとするものである。会計数値の操作を狙ったものではあるが、粉飾とは異なり、基準や法律には抵触しないため合法的なものであるが、財務情報を利用する上では注意が必要となる。
関連用語
- 特別会計 【特会】
- IFRS 【国際財務報告基準】
- 計上
- 財務会計 【financial accounting】
- 一般会計
- 費用 【コスト】
- 管理会計 【managerial accounting】
- 貸倒引当金
- 会計 【accounting】
- IASB 【国際会計基準審議会】