中食 ( なかしょく )とは？

中食とは、調理済みの食品を購入し、自宅で食べる食事のこと。また、その食品のこと。飲食店で食べる食事を「外食」、自宅で調理して食べる食事を「内食」と呼ぶのに対し、その中間に位置付けられるものとして「中食」と呼ばれる。

デパートやスーパーなどで購入した惣菜を食卓に並べて食べることや、持ち帰り弁当店やコンビニなどで購入した弁当を食べることなど、様々なの中食が存在する。一般的に外食よりも安価で、自宅での調理時間を短縮できることから、女性の社会進出に伴って市場が拡大した。中食産業の市場規模は、1985年からの20年間で約5倍になったほか、近年も外食産業が横ばい傾向であるのに対し、中食産業は緩やかな増加傾向で推移している。

今後も単身世帯や共働き世帯が増加することで、自宅で調理する機会が減少し、中食のニーズが高まることが予測されている。大手コンビニなどでも中食のニーズを狙い、店内で調理した惣菜の販売を拡充している。

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