上海B株 ( しゃんはいビーかぶ )とは？

上海B株とは、外国人投資家でも売買可能な、上海市場に上場している中国企業株のこと。代表的な中国株のひとつ。米ドル建てで売買されている。対して、中国本土の投資家でなければ取引ができない(香港、マカオ、台湾の投資家も取引は不可能)、上海上場の中国企業株のことを「上海A株」という。上場銘柄数や時価総額などの規模は、このA株に比べて格段に小さい。ただし、どちらも証券の中身としては同じもので、同一の権利と額面の株式である。

従来は、中国株に対して外国人が投資することはできなかった。しかし、1991年に人民元を自由化せずに外貨を得るために、B株の市場が設けられた。それに伴い、従来の中国本土の投資家のみが取引していた株をA株として、明確に区別されるようになった。ただし2001年の規制緩和以降は、中国本土の個人投資家もB株への投資が可能となった。

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