ビジネスモデル特許 ( ビジネスモデルとっきょ )とは?

ビジネスモデル特許とは、IT(情報技術)を利用して新しいビジネスを創出する、装置や方法に対して与えられる特許のこと。それらは一定期間保護され、無断で使用することができなくなる。

ただし、資本主義の下ではビジネスの手法は事業者の創意工夫により自由競争されることになっている。ビジネスモデルは自由競争における根幹であるため、そのモデル自体に独占権を与えるものではなく、ITを利用したビジネス手法で不可欠である、技術的な仕組みを特許で抑えることで間接的にビジネス手法を独占できるようにしている。

一般的な特許と申請方法は変わらないため、特許法で定義される「発明」に当てはまり、かつ、「新規性」と「進歩性」がなければ申請しても特許として認められない。

また、法律で発明とは、「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のもの」と定義されているため、自然法則を利用しないゲームのルールのような人為的な取り決めに関しては特許にはならない。

例えば、サーバにおける斬新な処理方法などは特許に値する可能性がある。

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