セキュリタイゼーション ( )とは？

セキュリタイゼーションとは、資産の証券化のこと。貸出債権の証券化などのように、債権や債務を有価証券の形にして市場で流通させ資金を得ることである。また、多数の債権や資産をひとまとめにして、それらを担保とした標準的な証券を作り出すこと。大きなプロジェクトをスタートする時や、大掛かりな設備投資をする際には銀行から借り入れることが多かったが、有価証券の形にして市場で流通させる事で投資家から直接資金を集めるセキュリタイゼーションが、1980年以降本格的に行われるようになった。ひとまとめにされた証券は、一般的な証券として取引が可能となる。また、貸し付けの証券形態への移行や自動車ローン担保証券、クレジットカードローン担保証券の発行などもセキュリタイゼーションといわれる。

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