シリーズB ( )とは?
シリーズBとは、ベンチャー企業に対し、ベンチャーキャピタル等が出資する段階のひとつで、シリーズAに続く第2段階の投資のこと。シリーズAの投資では、起業したばかりのスタートアップ企業に対してなされ、事業がある程度進んだ段階でシリーズBによる資金調達が必要となる。
出資するベンチャーキャピタルは複数でシンジケートを構成し、そのうちのいずれかがリードインベスターとなる。シリーズA、シリーズBといった投資、増資方法は、米国のコンピューターやIT関連の企業が集結しているシリコンバレーで実施されるようになった。
初期段階のシリーズAでは事業を開始し、技術開発によって製品を生み出すことが主眼となるが、シリーズBの段階では、技術開発のみならず、事業として成功させることが主な目的となる。さらに3回目、4回目の増資であるシリーズC、シリーズDがあり、段階を追って増資が繰り返される。シリーズはD、場合によってEまである。