シャドーバンキング ( )とは?

シャドーバンキングとは、銀行を仲介しない金融取引のこと。金融監督当局から厳しく規制される銀行ではなく、異なる金融機関を介して金を貸し借りするもので、当局の監視の目が行き届かないことから「影の銀行」とも呼ばれる。2013年頃に、中国のシャドーバンキングの規模が急拡大していることが明らかになり、貸し倒れによって大きな金融危機を引き起こす可能性があるとして、問題視されるようになった。

中国のシャドーバンキングでは、理財商品と呼ばれる高利回りの金融商品を投資会社が投資家に販売し、調達した資金を地方政府や企業などに高金利で融資するという図式があるほか、銀行から正規の融資を受けた企業が、別の企業へ又貸しするといったケースも存在する。

シャドーバンキングが急拡大した背景としては、銀行による融資審査が厳しいことが挙げられるが、同時に、シャドーバンキングの借り手には信用力の低い企業が多いということを意味する。そのため、貸し倒れのリスクがあるほか、シャドーバンキング全体の規模が把握できておらず、破綻した場合の影響が予想できないことが問題となっている。

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