銀行の店舗規制 ( ぎんこうのてんぽきせい )とは?

銀行の店舗規制とは、銀行店舗の出店には営業時間や支店設置など監督官庁により様々な規制が設けられていること。1997年に大蔵省が銀行の店舗規制撤廃したのを皮切りに、規制緩和が続いている。

97年に24時間営業が可能となり、2002年の銀行法改正で銀行の営業所の設置が認可制から届け出制に変更された。その後、ATMや出張所の休日営業も認められ、銀行は24時間ATMなどを開始している。

2006年からは当座預金などを扱っていない支店で、住宅ローンの申し込みなどを主体とする個人向け店舗などでも営業時間の変更が可能となった。資産運用やローンの相談時間を休日に設定できるなど、平日の営業時間内に銀行店舗へ出向けないサラリーマンなど利用者への利便性が図られている。

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