現業職 ( げんぎょうしょく )とは?

現業職とは、正社員をコース別に採用するコース別雇用管理制度のなかの一コースで、技能分野の業務に従事する職務および国、地方自治体独立行政法人での労務のこと。

技能分野の業務に従事する現業職は、管理職、事務職、研究職以外の職種で、主に生産、販売、運輸、通信、保守、サービスなどの現場に従事する職務。一方で国、地方自治体などでの現業職としては、公用車、電車、バスの運転手、整備士、清掃作業員、給食調理員、学校用務員、ごみ収集作業員、道路補修作業員、設備保安員、電話交換手、守衛などとなっている。

コース別雇用管理制度は日本独特の雇用方法であり、欧米にはみられない。1995年頃から、大企業を中心に採り入れられ始めた。現業職以外のコースには総合職一般職中間職準総合職専門職がある。

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