無限責任 ( むげんせきにん )とは?

無限責任とは、出資対象の団体や法人債務超過に陥って破綻や倒産をした場合に、その債務に対して、出資者が返済を行う責任を無限に負うこと。出資者は出資金のみならず、個人の私財を全て投げ打ってでも、債務の返済を行わなくてはならない。そのため、出資額以上の損失を被る可能性がある。

合資会社の無限責任社員、合名会社の社員、民法上の組合員はこの「無限責任」を負うこととなる。

一方で株式会社の株主は、会社の債務に対して出資額以上の責任を負う必要がない。このように債務の返済において、債権者に対して一定額だけの責任を負えばいいことを「有限責任」と呼ぶ。

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