いざなぎ景気 ( いざなぎけいき )とは?

いざなぎ景気とは、日本の4大景気のひとつ。1965(昭和40)年10月を景気の谷、1970(昭和45)年7月を景気の山とする、57ヶ月続いた景気の拡張局面(第6循環)のこと。

1964年のオリンピック景気の後の不況を経て向かえた景気である。

「岩戸景気を上回る長期の好景気」という意味から、日本神話で、天つ神の命を受け、日本列島を作ったとされるイザナギノミコトにちなんで、いざなぎ景気といわれている。所得向上により、カラーテレビなども普及した時代であったが、公害問題が深刻になるなど問題も発生していた。1970年の日本万国博覧会(大阪万博)開催期間中にいざなぎ景気は終焉を向かえた。

日本の4大景気は他に、神武景気、岩戸景気、また、1986(昭和61)年11月を景気の谷、1991(平成3)年2月を景気の山として、51ヶ月続いたバブル景気がある。

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