JIS ( ジス )とは?
JISとは、1949年に制定された工業標準化法に基づき、日本の工業標準化促進を目的に制定された国家規格のこと。
JISには分野を表すアルファベット一文字と、原則として4けたの数字との組合せからなる番号がついている。例えば、Gは鉄鋼分野をあらわし、「JIS G 3102」とは「機械構造用炭素鋼」の規格であることがわかる。化学(K)や一般機械(B)、電子・電気部門(C)などで特に多く、AからZまである分野を合わせると9000件を超えるJISが制定されている。
2004年に工業標準化法が改正され、2005年からJISに適合したことを示す「JISマーク」の表示制度が新しくなった。今まで、主に国が規格の適合性評価を行い認定していたが、改正後は民間の第三者機関による認証に変更になった。
また、改正にともないJISマークデザインが変更され、旧式のJISマークは2008年9月末より使用出来なくなるため、現在JISマークのついているものも新JISマークを登録認証機関へ申請する必要がある。