関連当事者 ( かんれんとうじしゃ )とは?
関連当事者とは、財務諸表作成にあたって開示する関連者のこと。財務諸表作成会社の関係会社および、関連会社の主要株主、役員、その近親者が関連当事者にあたる。財務諸表作成会社に親会社や連結子会社がある場合は、親会社や連結子会社の関連企業も関連当事者となる。
会社と関連当事者との主要取引は原則として開示しなければならないという、関連当事者開示の会計基準が導入されている。関連当事者の概要、取引金額、債権債務の期末残高等が開示される。開示の対象外となるのは(1)連結時に相殺消去した取引 (2)取引条件が一般の取引と同様であることが明白である場合 (3)役員に対する報酬、賞与、退職慰労金の支払いの3つ。