線引き小切手 ( せんびきこぎって )とは?

線引き小切手とは、小切手の表面に2本平行線を引いたもののこと。小切手は、盗難にあったり紛失した場合でも、拾得者が銀行に持ち込めば現金にすることができるが、事前に「線引き」しておくことで、支払銀行は、その銀行と取引がある会社や個人か、他の金融機関にしか支払いができなくなるので、他者に現金が渡ってしまうことを防ぐことができる。小切手帳を交付された者は、安全を考えてあらかじめ小切手全てに線引きをしておくとよいとされている。

なお、表面に2本平行線を引く以外に、斜め2本線の間に「銀行渡り」「Bank」などと書かれたものも同様に扱われる。また、線引き小切手には、二本線内に特定の銀行や支店名が記載された「特定線引小切手」と、記載のない「一般線引小切手」の2種類があり、前者の場合は記載された店舗のみ小切手金を支払うことができる。

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