累積欠損金 ( るいせきけっそんきん )とは?
累積欠損金とは、ある事業年度の営業活動で赤字(欠損)が生じ、繰越利益剰余金、利益積立金、資本剰余金等で埋め合わせできなかった欠損金の累積額のこと。開業以来、各事業年度の欠損が累積したものととらえることができる。
地方公営企業法が適用される公営企業では、純損益だけではなく、累積欠損金や不良債務なども赤字として考えられる。
累積欠損金のある地方公営企業や、不良債務に対する営業収益の割合である不良債務比率が一定の水準以上を下回る地方公営企業は、経営健全化計画を策定するとともに、総務大臣や都道府県知事の許可を受けないと企業債の発行が認めらない。