独歩安 ( どっぽやす )とは?

独歩安とは、株式の市場用語のひとつ。ある通貨や、ある銘柄などだけが安いこと。相場が堅調であるにも関わらず、ある特定銘柄の株価だけが悪材料により激しく売られた場合や、また特に悪材料が出たわけでもないのに、突然売られたりする場合などに起きる状況である。独歩安は、異彩安ともいわれる。例えば、ドルだけが安い場合は「ドルの独歩安」という。逆に、相場全体が低迷しているときに、ある特定銘柄の株価だけが好材料により上がることを独歩高といい、ほぼすべての銘柄があがることを全面高、その逆に、ほぼすべての銘柄が下がることを全面安という。また、特に好材料が見当たらないにも関わらず、特定銘柄の株価が相当高くなることを突飛高、その逆に、悪材料がないのに下がってしまうことを突飛安という。

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