消費者マインド ( しょうひしゃマインド )とは?
消費者マインドとは、消費者の購買意欲、収入、経済状況に対する感覚のこと。消費者マインドが良くなれば景気浮上、悪くなれば景気後退とみることができる。消費者マインドを表す日本の代表的な指標は、内閣府が毎月調査する消費者態度指数となっている。消費者態度指数は内閣府の消費動向調査のひとつとして実施される。
消費者態度指数は、全国から抽出した一般世帯およそ4,700世帯、単身世帯およそ2,000世帯、合計およそ6,700世帯を対象に、暮らし向き、収入の増え方、雇用環境、耐久消費財の買い時判断の4つの質問に答えてもらうことで算出する。4つの質問に対して5つの選択肢を設け、「良くなる」に+1、「やや良くなる」に+0.75、「変わらない」に+0.5、「やや悪くなる」に+0.25、「悪くなる」に+0、という点数を与えており、この点数に各回答区分の構成比(%)を乗じる。乗じた結果を合計して各項目ごとに原数値を出し、原数値を単純平均して算出する。