役職定年制度 ( やくしょくていねんせいど )とは?
役職定年制度とは、ある一定の年齢に達した段階で職制上の役職を解く制度のこと。
なかば強制的に後進へ道を譲ることにより、人事の硬直化や役職者の高齢化を防ぎ、組織の若返りや活性化、モチベーションの向上を図る効果がある。ただしその一方で、本人の意思や能力、実績といったものとは無関係に、一律的に年齢を基準とした同制度に対する批判的な意見も多い。
当該制度が導入されている場合、55歳に設定している企業が多い。このように職位に関わらず一律に年齢を定めたものと、役職により異なる年齢を設定している場合とがある。