平均給与 ( へいきんきゅうよ )とは?

平均給与とは、国税庁の民間給与実態統計調査によって算出される民間企業の平均給与額のこと。民間企業の給与の実態を給与階級別、事業所規模別、企業規模別に明らかにし、租税収入の見積もりや税務行政運営の基本資料として利用される。

1949年から毎年調査しており、各年12月31日時点で民間企業に勤務している給与所得者を対象としている。官公庁等に勤める公務員は対象としていない。従業員が1人の事業所から、5千人以上の事業所まで広く調査しており、給与会計別、性別、年齢階層別、勤続年数別による給与所得者の分布、企業規模別に給与の実態が分かることが特徴となっている。

一定の方法で調査対象となる事業所を抽出し、対象となった事業所に調査票の記入を依頼する。調査票は個々の給与所得者ではなく、事業者が記入することになっている。

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