多面評価制度 ( ためんひょうかせいど )とは?
多面評価制度とは、人事評価方法のひとつで、上司からの評価だけでなく、同僚、部下からの評価も含め、あらゆる方向から人事評価を実施する方法。
人事評価は従来、上司が実施してきたが、多面評価制度を取り入れ、同僚や部下からの評価を含めることで、公正さや客観性が増すというメリットがあるほか、被評価者が周りからどのように見られているかを知ることで、被評価者自身の刺激にもつながる。
評価する人数は2人から10人以上に設定する企業もあるなど、企業によって異なっている。多面評価制度は多くの企業で採り入れられている傾向にあるが、社員に逆効果を生むことを恐れ、採用に慎重になっている企業もある。