個人向け社債 ( こじんむけしゃさい )とは？

個人向け社債とは、民間企業が資金調達のために発行する社債のうち、個人向けのもの。証券会社で購入が可能。個人向け社債には証券会社ごとに割り当て額があり、各証券会社はその額の範囲内で顧客に販売する。個人で買えるものは普通社債の他に、劣後債がある。劣後債は普通社債よりも金利が非常に高いが、リスクも高い。もし発行した企業が倒産してしまった場合、残りの財産を債権者に分配するのだが、劣後債の債権者には全ての負債を返還した後に財産が残っていた場合にしか支払われない。劣後債は発行しても企業にとって負債だが、自己資本としてみなすことができるため、自己資本率を維持したい企業にとっては都合が良い。

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