下値支持線 ( したねしじせん )とは？
下値支持線とは、株価や為替が一定の幅で上下動を繰り返している時の下限のラインのこと。下値支持線ともいわれる。対義語は抵抗線。株価が支持線の近くまでくると底となり、反発に転じ、上昇トレンドを形成していく。支持線にくると株価が跳ね返されるのは、下値のところに買いものがかなり集まっているためと考えられる。支持線あたりで購入すると、値下がりしにくいため、買いの下値支持線といえる。支持線を引くためには、上昇トレンドを形成している2つ以上の右肩上がりの谷が必要であり、その谷(安値)を結ぶことによって引くことができる。また、支持線を下に抜けることがあれば、その支持線が売りの上値抵抗線に変わり、下降トレンドを形成していくことが多い。