一次データ ( いちじデータ )とは?
一次データとは、一次データとは特定の問題を解決するために、組織が新たに収集するデータのことを指す。この収集は組織内部の調査担当部門や、外部のリサーチ専門会社などがマーケティングリサーチを通して行う。一次データは特定の目的のために収集されたデータなので、有効なものが多いといえるが反面、時間や費用は多くかかってしまう。
一方で他の目的のために、過去に自己または他人によって収集され、蓄えられたものを二次データという。これは大きく分けて組織内部から集めることができる財務データや返品データなどの内部データと、組織外から集める統計書や業界紙、専門雑誌などの外部データとの二つがある。
二次データにも有用の情報は多くあり、まずは組織内部に蓄えられた二次データをチェックしたうえで、足りない部分を一次データで補うことが望ましいといえる。