アウトソーシング ( )とは?
アウトソーシングとは、これまでは社内で行っていたその他の業務(経理や総務)を、専門企業に外部委託すること。情報システムに関わる業務を外部委託することをさす場合が多かったが、近年では、間接業務(人事や総務)の外注や、製品設計、開発、生産 などの外部委託も含めてこう呼ぶようになっている。アメリカの企業が競争に打ち勝つために導入したことが始まり。より自社の得意分野の事業に集中でき、コスト削減につながるといったメリットがある。従来の外注や下請けとは異なり、自社にはない先進技術やノウハウをもつ専門企業に委託することで、それを活用するという 戦略的目的がある。事例としては、①1993年日本IBMがアワーズに人事関連業務を委託②アメリカのコダック社は1989年から全ての情報システム機能にアウトソーシングを採用している、などがある。インターネットの普及によって、高機能な通信サービスが利用可能になったことと、コスト削減の圧力が高まったことなどによ り必要性が高まってきている。